心霊スポット:花山洞
時間はあるけど金が無い。マジで。
同居人や周囲の人間があちこち旅行に出かけるなか、映画・小説・漫画を無限に消費しているんだけど、もっと刺激が欲しくなってきて。
で、折角のシルバーウィークだしどうしようかな~と思ってたら、ふと心霊スポット特集の記事を見つけました。ロードバイクもあることだし、自転車で行けるスポットを周るか!という思い立ちで、京都の心霊スポットを幾つか訪れました。
色んなまとめサイトを見てると、どうやら花山洞と清滝トンネルが京都の心霊スポットの中でも頭一つ抜けてヤバいらしいです。なるほど。
ということで、まず花山洞に行ってみました。
エピソード
それにしても、ヤバいって噂を聞くからめっちゃ危ないんだろう、程度の心持ちで行ったらなんか寂しいじゃないですか。という事でネットで花山洞にまつわるエピソードを色々調べました。
- 周囲に墓地が多い
- 上には火葬場がある
- 昔近くに処刑場があった
- 上を通る東山ドライブウェイでも二輪車事故が多発
- 首なしライダーが出没するという噂
- 足音が追いかけてきたという噂
- いきなり男の叫び声がしたという噂
- 霊能力者の宜保愛子も訪れた(入るのを躊躇したとか)
う~ん…パッとしないな。
場所
色んなサイトにレポートがあるのに住所、というか場所の正確な位置が載っていなくて存外面倒でした。後人の為にも地図を置いておきます。
スタート地点は京都大学からで統一をしておきます。
徒歩ではだいたい1時間程度といったところです。自転車だと40分ちょっとでしょうか。五条通は無限に緩やかな坂が続くので結構キツい。
東大路通りを五条まで下ると、そこからは五条通に沿って無限に坂を上りましょう。
東海道が二股に分かれているんですけど、進行方向から向かって左側の歩行者道に向かって下さい。そこがお目当ての花山洞です。
*山科方面歩行者の看板、この道を歩いていきましょう。
感想
これあらかじめ言っておかないといけないんですけど、僕に霊感は1ミリも無いです。というか、生きてきて心霊現象に遭遇したことが無くて、むしろ幽霊見てぇと思って来ました。それで、一度深夜に来たんですけどいきなりiPhoneの電源が切れて、「おっ、霊障かァ!?(興奮)」って思ったんですけど充電不足でした。ファッキュー、ジョブズ。なので、写真は全て昼間のモノになります。
突発事故多発の看板が掲げられたトンネル、雰囲気あるじゃん
花山洞の手前、涼しげな風が流れてくる
到着
これ昼間だからかな、めっちゃしょぼくて悲しかった。トンネルの長さは142メートルほどだそうで、既に出口が見えている… これに宜保愛子がビビったのかぁ… とにかくトンネル内に入ろう。
なんかまとめサイトとかには「ライトの色が毒々しくて不気味!」とか書いてあったけど、嘘こけハゲが、って思った。
まぁ、モルタル吹き付けの壁がちょっと異様ではあって、ここだけの話ワクワクはしました。
壁にはシミがたくさん出来ていてめっちゃ髑髏っぽいシミ探したんですけど、最後まで無かったです。ブログのネタ全力で探したんだけどなぁ。
もう出口。
出ちゃった。
ええ~っ、これで終わり!?
皆さんそう思うでしょう?僕も思いました。なのでここからまた引き返します。
うを、行きと帰りではまた印象が変わるなぁ。
でももう出口。短い。
かなり短いトンネルなので僕も3往復したんですけど、全く幽霊に会えませんでした。せめて帰り道に怪我とかしないか期待してたんですけど、五体満足で帰宅。
心霊スポットといってもこの程度ですからね。別にオカ板のコピペみたいな出来事もありませんし、寺生まれのTさんも不要ですよ。えぇ。
その他の写真
出口においてあった地蔵。ものすごく不気味だ。でも良く見るとお供え物がのどごし生だ。ちょっと可愛い。
道沿いにあった鳥居と鏡。さりげなく置いてあって、むしろこれが一番怖かった。何なんだろう?
道沿いに見える墓地。ここ以外にもう一箇所あった。
トンネル内にあったアンパンマンの落書き。この絵の作者と思しき名前もあって興が削がれてしまった。地元の小学生の仕業かな。
トンネル内の落書き。花山ファミリー暴走族。死んで、どうぞ。
僕の個人的な意見ですが、花山洞は多分入るまでが、到着するまでが一番楽しいし怖いと思います。実物はこの程度です。はい。まぁ近くには将軍塚もあるので一気に心霊スポットをたくさん周れるのはコスパが良いかも。行ってみたい方は参考にでもして頂ければ。