同居人の風俗の話(後編)
同居人の風俗の話、はっじま~るよ~~~~!!!!
前編はこちら。
少しおさらいすると、
- ヘルス
- ソープ
- 出会い系(援デリ)
- ヘルス
という風俗経験をした同居人。今回は 3.出会い系(援デリ)からのお話になります。
ココから先は以下のBGMを流すとより一層楽しめます。
罪深きGod’s Childはさらなるカルマを背負っていくこととなる。
3回目:出会い系(援デリ)
さて、見事に童貞卒業(≒膣内射精)を2回連続で失敗した同居人。時は流れて8か月後。幾多の失敗と研究室のストレスにより初期ゴジラの様な顔つきになった同居人は、懲りずに風俗の相談を持ちかけてきました。
3回目は出会い系サイトを用いて電脳砂漠に落ちてる股ゆるビッチに狙いを絞っていきます。
そもそもソープの無い大阪で本番をやろうとすると、
- ヘルスでワンチャン狙う
- ちょんの間に行く
- 出会い系サイトを使う
という選択肢に限られてしまって、以前ヘルスで失敗した同居人は当然1を選択するハズもなく。
そして、2のちょんの間とは、
語源は「ちょっとの間に行為をする」から。かつて赤線・青線地帯で売春行為していた店舗で、1956年の売春防止法の完全施行後も、旅館、料亭、スナックなどに転向し、客と従業員との自由恋愛という名目をとって、営業を続けている。大阪府では、ソープランドが条例により禁止されているため、今も残っている
という、大阪版ソープみたいなところ。20分程度の短い時間で本番をやるというもので、ゆっくりしたい同居人のニーズには合わず、今回はパス。
そこで最後に残ったのが3の出会い系サイトです。脳みそまで精子が行き渡った同居人は今すぐ電柱にでも腰を振り始めかねないレベルだった。しかし、もちろんインターネットタダマンコをGetするには手間と暇をかけて相手との距離を縮めでいく必要があります。いきなりヤらしてくれるビッチを見つけるなんて、産婦人科で処女を見つけるより難しい。
なので、出会い系で手っ取り早く相手を見つけたいなら、無料でヤる事は諦めて、サイトの掲示板機能を使って援助交際をするしかないのです。大阪だと1.5万-2万円(ホテル代別)が相場なので、それを見越して2万円引きおろす同居人。(←これ伏線)
さっそく、掲示板を使って援交募集っぽい書き込みを見つけました。相手のハンドルネームはのあ(えっち)。福岡から大阪に引っ越してきた女の子で、なにやら心細いだの体を温めたいだの言ってる。釣りくせぇ…
とにかくメールのやり取りを始める。
僕「はじめまして!掲示板の書き込み見て気になりました。よければ今日大阪で会いませんか??」
1分後に返信。早ェ。
はい、この時点で明らかに業者である、と判断されました。
業者とは、援助交際の体裁を整えながらもバックでそれらを仕切り、ビジネスとして行っている人たちです。俗に援デリと言われていて、法的にはアウトなやつです。
業者の特徴としては
- 価格がホテル代別2万円で固定(交渉できない)
- 異常な長文を即効で送りつけてくる
- 顔文字・♪・(照)、等の文字を多用
- 真剣・長期・誠意などの文言
が挙げられます。1通目にして明らかに黒っぽい。とにかく同居人に対して相手は(多分)業者であることを告げる。
僕「どうしますか、別の書き込みを探します?」
同居人「うーん、業者でもヤレるんやろ???」
僕「まぁ…」
やり取り、続行!!!
僕「そうですね、今日の19:30からはどうでしょうか?場所はどうしましょう?」
また1分後に返信
真っ黒やんけ!!!上で挙げたチェックリストに全部該当しとる…
いや、まだ値段交渉が…
駄目みたいですね(諦観の念)
とにかく、サイト内メールはポイントを浪費しまくるので、携帯メールでのやり取りに切り替え。
こんな感じでお互いの服装を教えあった後、待ち合わせは日本橋駅近くのファミマ前に。あ、そういえば、待ち合わせがコンビニ前ってのも業者の特徴。
待ち合わせ場所が決まったところで、今度は不安になってくる同居人。なので、僕が先にコンビニ前を偵察することに。したたたたた…ちらっ…
とんでもねぇブスがいた。
えっ、ちょっ、マジか。同居人に電話。
僕「プルル… もしもし、とんでもないブスがいました…」
同居人「え、マジ!?」
僕「ゴブリン突撃部隊みたいな顔ですけど…」
同居人「…そうか…まぁ、ここまで来たしなぁ…行くわ」
サンクコスト、はんぱねぇ。
*のあ(えっち)
ついに同居人とのあ(えっち)のご対面。離れた距離から見てもわかる同居人の引きつった笑顔… ファミマ横のホテルに二人して吸い込まれるのを見届けて、とにかく一安心。でもアレで勃起するんか…???
15分後、半泣きで電話をかけてくる同居人
ハイエースに乗ったチンピラにでも囲まれたのか?と思い、事情を聞くと、7千円を支払ってSEXすら出来なかったのだという。流石に状況が飲み込めず、顔面疑問符まみれの僕。とにかく一度合流をして話を聞くことに。
遡ること15分前、のあちゃんとホテルに入った同居人は、まず代金(!?!?!?!???)前払いとの事で、引きおろした2万円を渡したらしい。で、のあちゃんは更にホテル代も請求。同居人はぴったり2万円しか引きおろさなかったので、ホテル代が払えなかったのである。とにかく2万円+ホテル代を事前に支払わないとエッチは駄目と言い張るのあちゃん。しかし、外でお金を引き下ろそうにも、このラブホテルはドアで清算を行うタイプのホテル。ひとまず2万円を返してもらい、一度支払いを済ませて外出することに。
ドア「合計4500円です」
同居人「!?」
1時間滞在で入室した為、実際には10分もいなかったのに4500円を支払う同居人。ホテルの外に出るとのあちゃんは電話をし始める。「いや、客のトラブルで…」
平気で客とか言っちゃうのあちゃん。追い討ちのように同居人に対してキャンセル料金(!?!?!??)の2500円を請求する。
計7000円の支払い。体にすら触れられず7000円。
アーメン。
しかし、その晩のLINEにて。
翌日、難波のヘルスへ。絶対正常な判断できてない…
4回目:ヘルス
4回目の風俗、ヘルスも2回目で、手馴れたものである。風俗サイトでめぼしいお店を見つけ、いざ大阪へ。たしかイエローキャブとかいう巨乳専門店を選んだはず。
道中、精力剤を飲んでノリノリの同居人。
そして日本橋の駅を通りかかったとき、同居人は「あ!!!」という声を上げて、僕の後ろに隠れだした。…ん?
ゴゴゴゴ…
ゴゴゴゴゴ……
の、のあ(えっち)ちゃんだ!!!!!
偶然昨日と同じ場所でのあちゃんを見かけた。一気にテンションの下がる同居人。
道中でSAN値を大きく削られ、ヘルスで結局本番も出来なかった同居人は、ただただ「風俗はもう二度と行かない」と僕を小突きながら漏らした。その目は冬のベルリンの曇り空みたいな淡灰色だった。
完
追記:今年、何としてでも同居人をもう一度風俗に連れて行く画策をしています。同居人の活躍はマジでディアゴスティーニで毎号みたい。
もしこんな同居人と風俗を行きたい方がいらっしゃるのであれば、ご一報を。